親が子を思う‥子が親を思う。。

親が子どもを愛しいと思い、自分の命以上に大切に思う。

それは当たり前のことと、つい思ってしまう・・・ そんな私が居ます。

しかし、その一方的な価値観はカウンセラーは排除しなければなりません。

と言うのも、決してその通りではないからです。

幼いころから育ってきた環境や家族の関わりなどから、皆それぞれに価値観が育ちますが、その価値観に疑いを持つことは、皆さんほとんど無いと思います。

カウンセラーはまず自分の価値観を横において、相談者様の心の声に耳を傾けます。そして相談者様の思いや考えを、決して否定せず批判せず聴かせ頂かなければなりません。

そのためには、自身の価値観はぶっ壊しておく必要があります。

(その為にも訓練をしっかり受けたカウンセラーでなければなりません)


10年以上も前のこと、親と子のカウンセリングを別々にさせて頂いていました。

女性が「私は親に愛されていない」と訴えられました。

しかし、お母さんとのカウンセリングでは、お母さんはいつもお嬢さんのことを心配されており、そのようなことは感じられませんでした。

スーパーバイザーの先生にその事を話すと

「『お母さんはお嬢さんのことを愛していますか?』そう聞けばいいじゃないんですか?」とのお言葉。

私は思わず「親が子を愛しているのは当たり前じゃないですか。私はそんなこと聞けません」そう答えたのを覚えています、

今考えてみると、お恥ずかしいほど単純な価値観です。

人の心の醜さ、憎悪や悲しみ、奥深さなど理解していない私でした。


長年、こうしてご相談者様のお話を聴かせていただく中で

「親が子を慈しみ心配し愛する」以上に

子が親を慕い、心配し、言いたいことも言えない、切ない思いの方がいらっしゃることを皆さまから教えて頂きました。

もっともっと、皆さまの深いお心に触れ、ご相談者さまの心の叫びに懸命に耳を傾け聴かせていただかなくてはならないな。

改めてそう思っている今日この頃です。




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