正しく判断するために
人は迷っている時、判断しかねている時など
「他の人の意見を聞いた方が良い」とは言われます。
もちろん、参考意見程度に聞くことは大切なことです。
しかし、人間そう簡単に‟参考意見”だけに受け止められるとは限りません。
時には、その意見は自分の気分を不快なものにする場合もありますし、また暗い嫌な気分にさえするものもあります。
しかも、相手は良かれと思っておっしゃってくださっている場合が多く
それは、特に家族や親しい関係の間に生じやすいものです。
私自身も、自己反省なのですが・・・
家族間においては、相手に良かれと思っての言葉なのですが
いつの間にか、自分の思いいっぱいに、半強制的に押し付けた言い方をしてしまっています。
私が決めることではない、相手の問題なのに・・・です。
相手のことを思えば思うほど、そうなりがち・・・
一般的によくあることなのです。
また言われた人は「そうなのかもなぁ?」と
反発心を抱きながらも、意見を取り入れ葛藤や迷いがさらに大きくなってしまうことも。。
不快な気分になる意見や、暗くなる意見は、その時全て取り入れず
たまにはスルーしてみましょう。
そして時間差で、反復して考えてみましょう
「人の意見は、聴きながら正しく判断する耳を持った方が良い」のでしょう。